「マヨネーズソース」と「オランデーズソース」は別ソース?材料や味の違いを比較!
「オランデーズソースってマヨネーズの温かい版なの?」という疑問を感じたことはございませんか?
これらは、どちらも「卵と油脂を使って作るソース」であり、見た目も似ているため、紛らわしくなる時もあります。
しかし、マヨネーズソースは主に「植物油を使う」のに対し、オランデーズソースは基本的に「バターを使う」など…材料や作り方などに違いがあるのです。
この記事では、「マヨネーズソースとオランデーズソースの具体的な違い」について分かりやすく比較していきます。
それぞれを「代用できるのか」「どのような料理に向いているのか」についても紹介しますので、2種類のソースの特徴を詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
マヨネーズソースとは何か?
マヨネーズソースとは、「卵黄や全卵に植物油、酢やレモン汁などの酸味を加え、乳化させて作る冷製ソース」のことです。
本来、水分と油はそのままでは混ざりませんが、卵黄に含まれるレシチンなどの働きによって細かな油の粒が水分中に分散し、なめらかでクリーミーな状態になります。(この「乳化」が、マヨネーズ特有のとろりとした質感を生み出しています。)
【マヨネーズソースの主な材料】
・植物油
・卵黄(または全卵)
・酢(またはレモン汁)
・塩
・砂糖(お好みで)
・マスタード(お好みで)
・香辛料(お好みで)
味わいは、「油のコクと卵のまろやかさ」に「酢やレモン汁のさっぱりとした酸味」が加わるのが特徴で、濃厚でありながら後味に適度な軽さがあります。
また、マヨネーズソースはそのまま使うだけでなく、ケチャップ、マスタード、ハーブ、香辛料などと組み合わせて、様々なアレンジソースのベースとしても利用されています。
サラダ、サンドイッチ、ポテト料理、揚げ物、魚介料理など幅広い料理に合わせやすく、家庭でも非常に馴染みのあるソースだと言えるでしょう。
オランデーズソースとの大きな違いは、「主に植物油を使い、基本的に冷たい状態で食べること」です。
このようにマヨネーズソースは「主に植物油を使い、基本的に冷たい状態で食べるソース」だということです。
オランデーズソースとは何か?
オランデーズソースとは、「卵黄に溶かしバターとレモン汁などを加えて乳化させて作る、温かい状態で提供されることの多いソース」のことです。
フランス料理を代表する基本ソースの一つで、「卵黄のまろやかさ」「バターの濃厚なコク」「レモン汁のさわやかな酸味」が合わさったクリーミーな味わいが特徴です。
一般的には、卵黄を湯せんなどで優しく加熱しながら、溶かしたバターを少しずつ加えて乳化させて作ります。
そこにレモン汁や塩を加え、好みによって胡椒やカイエンペッパーなどで風味を整えることもあります。
【オランデーズソースの主な材料】
・卵黄
・バター
・レモン汁
・塩
・胡椒(お好みで)
・カイエンペッパー(お好みで)
オランデーズソースは加熱しすぎると卵黄が固まり、逆に温度が低すぎたりバターを一度に加えすぎたりすると分離しやすいため、温度管理が重要なソースだと言っても過言ではありません。
代表的な料理としてはエッグベネディクトがよく知られていますが、そのほかにもアスパラガスなどの温野菜、魚料理、卵料理などに使われます。
バターの豊かな風味があるため、淡白な食材にコクを加えたい場合にもよく合うでしょう。
このようにオランデーズソースは「植物油ではなく主にバターを使い、温かい状態で仕上げるソース」だということです。
マヨネーズソースとオランデーズソースの違いは何か?
マヨネーズソースとオランデーズソースは、「卵と油脂を乳化させて作るソース」という共通点があります。
似ている要素が多いため、混同されがちですが、異なる部分も幾つかあるので、それぞれの項目を一つずつチェックしていきましょう。
「主な油脂」の違い
マヨネーズソースとオランデーズソースの最も分かりやすい違いの一つが、使用する油脂です。
マヨネーズソースでは、一般的に菜種油、大豆油、ひまわり油などの植物油が使われます。(植物油は比較的クセが少ないため、卵や酢、レモン汁などの味を生かしながら、まろやかさを加えることができます。)
その一方で、オランデーズソースでは、バターを使うのが基本です。(バターそのものに豊かな香りとコクがあるため、マヨネーズソースよりも濃厚でリッチな味わいになります。)
・植物油の軽やかなコクを生かすのが「マヨネーズソース」
・バターの濃厚な風味を生かすのが「オランデーズソース」
上記のように「植物油」か「バター」かという油脂の違いがあると考えると分かりやすいでしょう。
「作り方」の違い
マヨネーズソースは、卵黄や全卵に酢やレモン汁を加え、そこへ植物油を少しずつ加えながら混ぜて乳化させて作ります。
基本的には加熱せずに作ることができ、材料を一定の割合で混ぜながら乳化させることが重要です。
一方、オランデーズソースは、卵黄を湯せんなどで優しく加熱しながら、溶かしたバターを少しずつ加えて乳化させます。
卵黄を加熱しすぎると固まってしまい、バターを一気に加えると分離しやすいため、マヨネーズソース以上に温度管理が重要になります。
・マヨネーズソースの方が「作り方が比較的シンプル」
・オランデーズソースの方が「繊細な温度調整を必要とする」
…という風に2種類のソースは「作り方の難易度」も違ってくると言ってもいいでしょう。
「温度」の違い
マヨネーズソースは、基本的に「冷たい状態(または常温に近い状態)」で使われます。
サラダ、サンドイッチ、冷製料理などとの相性が良く、冷蔵保存したものをそのまま使うことも多いソースです。
その一方で、オランデーズソースは「温かい状態」で提供されることが多く、作った直後のなめらかな状態で料理にかけて使います。
ただし、強く加熱すると卵黄が固まったりソースが分離したりするため、熱々にするのではなく、温かさを保ちながら扱うのがポイントです。
「味わい」の違い
マヨネーズソースは、植物油のコクに酢やレモン汁の酸味が加わった「まろやかでほどよくさっぱりとした味わい」が特徴です。
酸味が比較的分かりやすいため、脂の多い料理や揚げ物に合わせても重たくなりすぎにくく、幅広い料理に馴染みます。
その一方で、オランデーズソースは、「バターと卵黄による濃厚でまろやかな味わい」が中心です。
そこへレモン汁の酸味が加わることで、重たくなりすぎないバランスに仕上がります。
・マヨネーズソースは「酸味がやや前に出やすい」
・オランデーズソースは「バターのコクと香りが強く感じられる」
上記のような味わいの違いが出てくるため、実際に食べてみると違いを実感できるでしょう。
「食感」の違い
これらは、どちらも「クリーミーでなめらかなソース」ですが、食感にも違いがあります。
マヨネーズソースは、「しっかりと乳化しているため比較的粘度が高く、形を保ちやすい」のが特徴です。(パンに塗ったり、具材と和えたりする用途にも向いています。)
一方、オランデーズソースは、「温かい状態ではマヨネーズよりも柔らかく、とろりと流れるような質感」になります。(料理の上からかけると食材の表面に馴染みやすく、卵料理や温野菜などを包み込むような口当たりを楽しめます。)
「主な用途」の違い
マヨネーズソースは非常に用途が広く、多種多様な料理(サラダ、サンドイッチ、ポテト料理、揚げ物、魚介料理など)に使われています。
そのまま使うだけでなく、ケチャップ、マスタード、香辛料などと混ぜてアレンジソースを作る際のベースにもなります。
一方で、オランデーズソースは、「エッグベネディクトに使われるソース」として有名です。
その他、アスパラガスなどの温野菜、白身魚やサーモンなどの魚料理、卵料理にもよく合います。
「マヨネーズソースとオランデーズソースの具体的な特徴をまとめた比較表」は、以下の通りです。
| 比較項目 | マヨネーズソース | オランデーズソース |
|---|---|---|
| 主な油脂 | 植物油 | バター |
| 作り方 | 卵に油を少しずつ加えて乳化させる | 卵黄を温めながら溶かしバターを加えて乳化させる |
| 温度 | 冷たい状態で使うことが多い | 温かい状態で使うことが多い |
| 味わい | 酸味があり、比較的さっぱり | バターのコクが強く、濃厚 |
| 食感 | なめらかでややしっかり | なめらかで、とろりとやわらかい |
| 主な用途 | サラダ、サンドイッチ、揚げ物など | エッグベネディクト、温野菜、魚料理など |
このように「幅広い料理に使いやすい万能型のマヨネーズソース」に対し、「オランデーズソースは温かい料理に濃厚なコクを加えるソース」という違いがあるということです。
どちらも卵と油脂を乳化させる点では共通していますが、持っている個性が異なっているため、料理に合わせて使い分けることで、それぞれのソースの特徴をより生かすことができるでしょう。
2種類のソースはどんな料理に使う?
マヨネーズソースとオランデーズソースは、両方とも「卵と油脂を乳化させて作るクリーミーなソース」です。
しかし、これらのソースは異なる特徴を持っているため、向いている料理にも差が出てくると言ってもいいでしょう。
マヨネーズソースは「冷たい料理から揚げ物まで幅広く使いやすい」のに対し、オランデーズソースは「温かい料理(卵料理、温野菜、魚料理など)に合わせることが多いソース」です。
マヨネーズソースに合う料理:「幅広い料理に合う」
マヨネーズソースは、ほどよい酸味とコクがあり、あらゆる食材に馴染みやすいため、非常に用途の広いソースです。
【マヨネーズソースに合う主な料理一覧】
・ポテトサラダ
・マカロニサラダ
・コールスロー
・サンドイッチ
・ゆで卵や卵サラダ
・エビやカニなどの魚介料理
・フライドポテト
・唐揚げ
・エビフライや白身魚のフライ
・温野菜や生野菜のディップ
また、ケチャップ、マスタード、しょうゆ、ハーブ、香辛料などと混ぜて、アレンジソースのベースとして使うこともできます。
そのため、マヨネーズソースは、「和える・塗る・かける・つける」といった幅広い使い方ができるのが特徴だと言えるでしょう。
オランデーズソースに合う料理:「淡白な料理に合う」
オランデーズソースは、バターと卵黄の濃厚なコクがあるため、温かい食材や比較的淡白な食材とよく合います。
【オランデーズソースに合う主な料理一覧】
・エッグベネディクト
・ポーチドエッグ
・アスパラガス
・ブロッコリーやカリフラワーなどの温野菜
・白身魚
・サーモン
・ホタテなどの魚介料理
・じゃがいも料理
・グリルした野菜
特にアスパラガスとオランデーズソースの組み合わせは定番で、野菜の風味にバターと卵黄のコクを加えることができます。
また、比較的あっさりした食材(白身魚や温野菜など)にかけると、料理全体を濃厚でリッチな味わいに仕上がるでしょう。
2種類のソースは「相性の良い料理も違ってくる」
これら2種類のソースの使い方を簡単に比較すると、以下のようになります。
| ソース | 向いている料理 | 主な使い方 |
|---|---|---|
| マヨネーズソース | サラダ、サンドイッチ、揚げ物、冷製料理など | 和える、塗る、かける、つける |
| オランデーズソース | 卵料理、温野菜、魚料理など | 温かい料理にかける |
つまり、「マヨネーズソースは日常的な幅広い料理に使いやすい万能型のソース」「オランデーズソースは温かい料理にバターのコクを加えるソース」と考えると分かりやすいでしょう。
「卵と油脂を使ったソース」という共通点がありつつ、温度や風味などに差があるため、相性の良い料理にも違いが出てくるということです。
マヨネーズソースとオランデーズソースは代用できる?
マヨネーズソースとオランデーズソースは、どちらも「卵と油脂を使ったクリーミーなソース」なので、料理によっては代用することは可能です。
ただし、使用している油脂や風味などが異なるため、完全に同じ味や食感にはなりません。
マヨネーズソースは「植物油と酢などによる酸味」が特徴なのに対し、オランデーズソースは「バターの濃厚なコクと香り」が特徴です。
そのため、これらのソースを代用する場合は「料理との相性」を考えるようにしましょう。
マヨネーズソースを「オランデーズソースの代わり」に使う場合
エッグベネディクトや温野菜などにオランデーズソースを使いたいものの、手元にない場合は、マヨネーズソースで簡易的に代用することが可能です。
そのまま使うこともできますが、よりオランデーズソースに近づけたい場合は、マヨネーズに少量のレモン汁や溶かしバターを加える方法を実践するといいでしょう。
バターを加えることでコクや香りが増し、レモン汁を加えることでオランデーズソースらしい爽やかな酸味を出しやすくなります。
ただし、マヨネーズは本来冷たい状態で使うことの多いソースなので、強く加熱するのは避けた方がいいでしょう。
温かい料理に合わせる場合も、熱々にするのではなく、食材の余熱に馴染ませる程度にすると扱いやすくなります。
・デメリット:温めるとマヨネーズ本来の持ち味が失われる
・注意するポイント:強く加熱するのは避けておく
味わいは本来のオランデーズソースより酸味が目立ちやすく、バターの風味も控えめになります。
オランデーズソースを「マヨネーズソースの代わり」に使う場合
反対にオランデーズソースを「マヨネーズソースの代わりに使う」ことも可能です。
特に温野菜、魚料理、卵料理などでは、マヨネーズの代わりにオランデーズソースを使うと「より濃厚でバターの風味が強い仕上がり」になります。
ただし、サンドイッチや冷製サラダなどに使用する場合は、注意しなければなりません。
オランデーズソースはバターを使っているため、冷えると固くなりやすく、マヨネーズのようななめらかさを保ちにくい傾向があります。
・デメリット:冷えると固まりやすい、なめらかさを保ちにくい
・注意するポイント:暖かい料理で代用するようにする
そのため、冷たい料理よりも「温かい料理での代用に向いている」と言えるでしょう。
代用する場合の注意点:「各種ソースの役割を理解する」
マヨネーズソースとオランデーズソースを代用する場合は、次のような違いを意識しておくといいでしょう。
| 比較ポイント | マヨネーズソース | オランデーズソース |
|---|---|---|
| 主な油脂 | 植物油 | バター |
| 温度 | 冷たい状態でも使いやすい | 温かい状態に向いている |
| 味わい | 酸味が感じやすい | バターのコクが強い |
| 冷やした場合 | なめらかさを保ちやすい | 固くなりやすい |
| 代用に向く料理 | サラダ、サンドイッチ、揚げ物など | 卵料理、温野菜、魚料理など |
つまり…これら2種類のソースは、似た役割を持つ部分はあるものの、どんな料理でもそのまま置き換えられるわけではありません。
オランデーズソースの代わりにマヨネーズを使う場合は、「レモン汁やバターを加えて風味を調整する」と近づけやすくなります。
反対にオランデーズソースをマヨネーズの代わりにする場合は、「冷たい料理よりも温かい料理に使う」のがおすすめです。
それぞれの油脂や温度による特徴を理解して使い分ければ、手元に片方しかない場合でも料理に合わせて上手に代用できるようになるでしょう。
Q&A(よくある疑問)
ここでは、マヨネーズソースとオランデーズソースに関連する「よくある疑問」をQ&A形式で紹介します。
Q1.オランデーズソースはマヨネーズの温かい版ですか?
完全に同じものではありません。
どちらも卵と油脂を乳化させて作る点は似ていますが、使用する油脂の種類が異なります。
・マヨネーズソースは「主に植物油を使う」
・オランデーズソースは「バターを使う」
また、マヨネーズは基本的に「加熱せずに作る」のですが、オランデーズソースは「卵黄を優しく温めながら作る」という点も大きな違いです。
そのため、「温かいマヨネーズ」と考えるよりも、「似た乳化の仕組みを持つ別のソース」と考える方が適切でしょう。
Q2.オランデーズソースにマヨネーズは使うのですか?
本来のオランデーズソースには、基本的にマヨネーズは使いません。
卵黄、バター、レモン汁などを使って乳化させて作ります。(ただし、家庭向けの簡単なレシピでは、マヨネーズに溶かしバターやレモン汁などを加えて、オランデーズソース風に仕上げる方法もあります。)
手軽ではありますが、伝統的なオランデーズソースとは材料や作り方が異なっているのです。
Q3.オランデーズソースは冷たいまま食べても大丈夫ですか?
食べること自体は可能ですが、本来の魅力は感じにくくなります。
オランデーズソースはバターを多く使うため、冷えると固くなりやすく、とろりとしたなめらかな食感が失われやすいでしょう。
基本的には適度に温かい状態で食べるのがおすすめです。(※ただし、温めすぎると卵黄が固まったり分離したりするため、強い加熱は避ける必要があります。)
Q4.マヨネーズソースを温めてもいいですか?
料理の中で加熱することはできますが、強く加熱すると油が分離したり、食感が変わったりすることがあります。
また、マヨネーズは冷たい状態でもなめらかに使えるように作られているため、オランデーズソースのように温かいソースとして扱う必要はありません。
温かい料理に使う場合は、トッピングとして添えたり、軽く焼き色を付けたりする使い方が向いているでしょう。
Q5.オランデーズソースが分離するのはなぜですか?
主な原因は、「温度が高すぎること」や「バターを一度に加えすぎること」にあるでしょう。
卵黄を加熱しすぎると固まり始め、なめらかな乳化状態を保てなくなってしまうのです。
また、溶かしバターを急に加えると、卵黄が油脂を十分に抱え込めず、油分が分かれてしまうことがあります。
オランデーズソースを作る時は、「低めの温度でゆっくり加熱し、バターを少しずつ加えること」がポイントです。
Q6.マヨネーズソースも分離することがありますか?
あります。
植物油を一度に多く加えたり、十分に混ぜないまま油を加え続けたりすると、乳化がうまくいかずに分離してしまうことがあります。
手作りする場合は、最初は油を少量ずつ加えながらしっかりと混ぜていき、乳化が安定してから少しずつ量を増やすと失敗しにくくなるでしょう。
Q7.オランデーズソースは市販されていますか?
市販されている商品もあります。(主に以下のようなタイプに分かれます。)
・瓶入り
・パウチ
・粉末タイプ
ただし、取り扱い状況は店舗や地域によって異なるため、スーパーの輸入食品コーナーやオンラインショップなどで探すと見つけやすいでしょう。
Q8.オランデーズソースのバターを植物油に置き換えられますか?
完全に同じ仕上がりにはなりません。
バターを植物油に置き換えると、乳化したクリーミーなソースを作ることはできますが、オランデーズソース特有のバターの香りやコクは弱くなります。
仕上がりもマヨネーズソースに近い印象になりやすいため、本来のオランデーズソースらしさを楽しみたい場合はバターを使用する必要があると言えるでしょう。
Q9.どちらもフランス料理のソースですか?
オランデーズソースは「フランス料理の基本的なソース」として知られています。
その一方で、マヨネーズも「フランス料理のソース体系で重要な冷製ソース」として扱われてきましたが、現在では世界中で広く使われており、家庭用調味料としても非常に馴染み深い存在になっています。
Q10.2種類のソースの「最大の違い」は何ですか?
最も分かりやすい違いは、「主な油脂と食べる温度」にあるでしょう。
マヨネーズソースは「主に植物油を使い、冷たい状態でも使いやすいソース」です。
一方、オランデーズソースは「バターを使い、温かい状態でバターのコクや香り、とろりとした食感を楽しむソース」です。
どちらも卵と油脂を乳化させて作る点は共通していますが、この違いによって味わい、食感、適した料理にも異なる特徴が生まれていると言えるでしょう。
まとめ
マヨネーズソースとオランデーズソースは、「卵と油脂を乳化させて作るクリーミーなソース」という共通点を持っているため、混同されることもありますが、以下のように特徴が異なっています。
| 比較項目 | マヨネーズソース | オランデーズソース |
|---|---|---|
| 主な油脂 | 植物油 | バター |
| 卵 | 卵黄または全卵 | 主に卵黄 |
| 作り方 | 基本的に加熱せず乳化 | 卵黄を温めながら乳化 |
| 食べる温度 | 冷たい状態でも使いやすい | 温かい状態が基本 |
| 味わい | 酸味があり、まろやか | バターのコクが強く濃厚 |
| 主な用途 | サラダ、サンドイッチ、揚げ物など | エッグベネディクト、温野菜、魚料理など |
「オランデーズソースは温かいマヨネーズのようなもの」と思われることもありますが、実際には単純にマヨネーズを温めたものではありません。
「植物油を使った冷製ソースがマヨネーズソース」「バターを使った温製ソースがオランデーズソース」と覚えておくと、違いを理解しやすいでしょう。
どちらも料理にコクやまろやかさを加えてくれる便利なソースなので、料理や好みに合わせて使い分けてみてください。

