「ミルクプリン」と「カスタードプリン」は同じなの?材料・味・作り方の違いを紹介!
「ミルクプリンとカスタードプリンって何が違うの?」「どちらの方があっさりしているの?」…という風に2種類のプリンの違いについて気になる方も多いのではないでしょうか?
一般的にミルクプリンは「牛乳を主役にしてゼラチンや寒天などで固めることが多い」のに対して、カスタードプリンは「牛乳と卵を使い、卵の熱による凝固を利用して作るのが基本」です。
そのため、見た目だけでなく、風味や口当たりにも違いが生まれてくるといっても過言ではないでしょおう。
この記事では、材料や作り方などのポイントを比較しながら、「ミルクプリンとカスタードプリンの違い」について紹介していきます。
どちらを選ぶか迷っている方や、それぞれの特徴を詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ミルクプリンとは何か?
ミルクプリンとは、「牛乳を主な材料として作る優しい甘さとまろやかな風味が特徴のデザート」のことです。
一般的には、牛乳に砂糖を加え、ゼラチンや寒天などの凝固剤を使って冷やし固めて作ります。
卵を使わないレシピも多く、カスタードプリンと比べると、牛乳そのものの風味を感じやすいのが特徴です。
見た目は白色や乳白色になることが多く、口当たりもなめらかで、柔らかく仕上がるものがよく見られます。
「ゼラチンを使えばぷるんとなめらかな食感に仕上がる」「寒天を使えばややしっかりとした食感になりやすくなる」…など使用する凝固剤によって仕上がりが変わる点もミルクプリンの特徴でしょう。
また、シンプルなミルクプリンだけでなく、以下のようなアレンジレシピも楽しむことができます。
・生クリームや練乳を加えてコクを出す
・バニラやフルーツソースなどで風味を加える
なお、「ミルクプリン」には厳密に統一された作り方があるわけではなく、商品やレシピによって材料や固め方は異なっているため、広い意味では「牛乳の風味を主役にしたプリン風デザート」と考えると分かりやすいでしょう。
カスタードプリンとは何か?
カスタードプリンとは、「卵・牛乳・砂糖を主な材料として作る、なめらかな口当たりとコクのある味わいが特徴のデザート」のことです。
一般的には、卵と砂糖を混ぜたものに牛乳を加え、型に流し入れて蒸したり、湯せん焼きにしたりして作ります。
加熱することで卵に含まれるたんぱく質が固まり、プリン特有の柔らかく弾力のある食感が生まれます。
ミルクプリンが牛乳の風味を中心に楽しむデザートであるのに対し、カスタードプリンは卵のコクや風味をしっかり感じられるのが特徴です。
見た目も卵の色によって淡い黄色からクリーム色になりやすく、バニラなどを加えて香りを付けることもあります。
また、型の底にカラメルソースを入れて作るのも、カスタードプリンの代表的なスタイルだと言えるでしょう。
ほろ苦いカラメルが卵と牛乳のまろやかな甘さを引き締め、味にメリハリを与えてくれます。
なお、近年では以下のような様々なバリエーションのカスタードプリンが展開されています。
・生クリームを加えて濃厚に仕上げたプリン
・低温でじっくり加熱してとろけるような食感にしたプリン
基本的には、「卵と牛乳を使い、卵の熱凝固によって固めるプリン」と考えると分かりやすいでしょう。
ミルクプリンとカスタードプリンの明確な違いは何か?
ミルクプリンとカスタードプリンには、「牛乳の風味を中心に楽しむプリン」か「卵と牛乳のコクを楽しむプリン」かという違いがあります。
これらは「牛乳を使ったデザート」という共通点がありつつ、様々な部分で違う特徴を持っているので、確認していきましょう。
「材料」の違い
ミルクプリンとカスタードプリンは、どちらも牛乳と砂糖を使うことが多いデザートですが、大きな違いは卵と凝固剤の扱いにあります。
ミルクプリンは、牛乳・砂糖を基本にしつつ、ゼラチンや寒天などを加えて固めます。(卵を使わないレシピが多いため、材料構成は比較的シンプルです。)
一方、カスタードプリンは、牛乳・砂糖に加えて卵を使うのが基本です。(卵そのものが加熱によって固まる性質を持っているため、一般的なカスタードプリンではゼラチンや寒天を使わなくても形を保つことができます。)
「固め方」の違い
一般的なミルクプリンは、牛乳に砂糖を加え、ゼラチンや寒天などの凝固剤を使って固めます。
ゼラチンの場合は、温めた牛乳に溶かしてから冷蔵庫で冷やすことで固まっていき、ぷるんとなめらかな食感に仕上がります。
寒天を使う場合は、寒天を加熱してしっかり溶かしてから冷やして固めます。(ゼラチンよりもややしっかりとした食感になりやすく、常温でも比較的形を保ちやすいのが特徴です。)
一方、カスタードプリンは、「卵に含まれるたんぱく質が加熱によって固まる性質を利用して作る」のが基本です。
卵・牛乳・砂糖を混ぜたプリン液を蒸したり、オーブンで湯せん焼きにしたりすると、卵のたんぱく質が変化して、液体だったプリンが徐々に固まっていきます。
「見た目&色合い」の違い
この2種類のプリンは、見た目や色合いにも差が出てくるので分かりやすいでしょう。
ミルクプリンは、牛乳を主体としているため、「白色や乳白色」になることが多いです。
その一方で、カスタードプリンは、卵の色によって「淡い黄色やクリーム色」になります。
「味」の違い
ミルクプリンは、牛乳の優しい甘さやミルキーな風味を感じやすいのが特徴です。
卵を使わないレシピが多いため、味わいは比較的すっきりとしており、軽やかで食べやすい仕上がりになりやすいでしょう。
その一方で、カスタードプリンは牛乳に加えて卵を使うため、卵特有のコクやまろやかさが加わります。
ミルクプリンよりも濃厚で、しっかりとしたデザートらしい味わいを感じやすいのが特徴です。
「食感」の違い
ミルクプリンは、ゼラチンや寒天などの凝固剤を使って固めることが多く、ぷるんとした軽やかな食感になりやすいのが特徴です。
特にゼラチンを使った場合は、「柔らかな弾力があり、口の中でなめらかにほどけるような食感」を楽しめます。
寒天を使ったミルクプリンは、ゼラチンよりも「しっかりと固まり、やや歯切れのよい食感」になります。
一方、カスタードプリンは卵を加熱して固めるため、ミルクプリンとは異なる「しっとりとなめらかな食感」が生まれるのが特徴です。
卵の配合や加熱方法によって食感の幅が広く、「昔ながらのプリンのようにしっかりとした弾力を持つもの」から「スプーンですくうと崩れるようなとろけるタイプ」まであります。
「2種類のプリンの具体的な特徴をまとめた比較表」は、以下の通りです。
| 比較項目 | ミルクプリン | カスタードプリン |
|---|---|---|
| 主な材料 | 牛乳・砂糖・ゼラチンや寒天など | 卵・牛乳・砂糖 |
| 卵 | 使わないことが多い | 基本的に使用する |
| 固め方 | ゼラチンや寒天などで冷やし固めることが多い | 卵を加熱して固めるのが基本 |
| 色 | 白色・乳白色 | 淡い黄色・クリーム色 |
| 味 | ミルクの風味が中心で比較的あっさり | 卵と牛乳のコクがあり濃厚 |
| 食感 | ぷるんとした食感やなめらかな食感 | なめらかでやわらかく、適度な弾力がある |
| カラメルソース | 使わないことも多い | 組み合わせることが多い |
| 作り方 | 冷やして固めるタイプが多い | 蒸す・湯せん焼きなどで加熱することが多い |
ただし、これらのプリンには「厳密に一つだけの作り方」があるというわけではありません。
商品やレシピによって材料や製法は異なるため、あくまで一般的な違いとして覚えておくといいでしょう。
カラメルソースはどちらのプリンにも合う?
プリンに欠かせない存在といえば、「カラメルソース」ではないでしょうか?
基本的に「ミルクプリン=カラメルが入っていない」「カスタードプリン=カラメルが入っている」というイメージがあるかもしれません。
実際に「各種プリンとカラメルソースとの相性は決まっているのか」どうかをチェックしていきましょう。
カスタードプリン:「カラメルとの組み合わせは定番」
カスタードプリンといえば、「卵と牛乳のまろやかでコクのある味わい」が特徴です。
そこにカラメルソースのほろ苦さや香ばしさが加わることで、甘さが引き締まり、味にメリハリが生まれます。
そのため、カラメルソースは「カスタードプリンを代表する組み合わせ」として広く親しまれていると言えるでしょう。
ミルクプリン:「カラメルで香ばしさをプラスできる」
そして、実はミルクプリンにもカラメルソースが合うと言ってもいいでしょう。
牛乳の優しい甘さにカラメルの香ばしさが加わることで、シンプルなミルクプリンにコクや奥行きを与えることができます。
ただし、ミルクプリンは牛乳そのものの風味を楽しむデザートでもあるため、カラメルソースをかけずにそのまま食べたり、フルーツソース、黒蜜、はちみつなどを合わせたりすることも多いです。
カラメルソースを加えると、「ミルクプリン本来のあっさりとした印象」から「やや濃厚で香ばしい味わい」へと変化するでしょう。
プリンとの相性は「カラメルの苦さによっても変わる」
それぞれのプリンとカラメルソースとの相性を簡単に整理すると、以下のようになります。
| 種類 | カラメルソースとの相性 |
|---|---|
| ミルクプリン | よく合う。ミルクの優しい味に香ばしさとほろ苦さを加えられる |
| カスタードプリン | 非常に相性がよく、定番の組み合わせ |
| フルーツ系ミルクプリン | カラメルよりもフルーツソースの方が合わせやすい場合もある |
また、プリンに加える「カラメルソースの苦さ」によっても印象は変わってくるでしょう。
・甘めのカラメルなら「ミルクプリンの優しい風味に馴染みやすい」
。少し苦めのカラメルなら「カスタードプリンの濃厚な甘さを引き締めやすい」
つまり、カラメルソースはどちらにも合いますが、「定番の組み合わせ」としてはカスタードプリン、「味のアレンジの一つ」としてはミルクプリンと考えると分かりやすいでしょう。
ミルクプリンとカスタードプリンは代用できる?
ミルクプリンとカスタードプリンは、両方とも牛乳を使用した柔らかいデザートなので、「食後のデザートとして置き換える程度であれば代用しやすい」といえます。
ただし、材料や固まり方や食感などが異なるため、お菓子作りの材料として使う場合は、完全に同じ仕上がりになるとは限りません。
ミルクプリンをカスタードプリンの代わりにする場合
「カスタードプリンの代わりにミルクプリンを食べる」ことは問題ありません。
ミルクプリンは牛乳の優しい風味が中心で、カスタードプリンよりも卵のコクが少なく、あっさりとした味わいになりやすいのが特徴です。
そのため、濃厚なカスタード風味を期待している場合は少し物足りなく感じることがありますが、軽めのデザートを楽しみたい場合には代用品として使いやすいでしょう。
・味があっさりしすぎる場合がある
・ぷるぷる食感の癖が強く感じる場合がある
カスタードプリンらしさを少し近づけたい場合は、カラメルソースを合わせたり、バニラの香りを加えたりすると、デザートとしての印象を近づけやすくなります。
カスタードプリンをミルクプリンの代わりにする場合
「ミルクプリンの代わりにカスタードプリンを食べる」ことも可能です。
ただし、カスタードプリンには卵が使われているため、ミルクプリンよりもコクがあり、味わいが濃厚になりやすい傾向にあります。
・濃厚な味になりすぎる場合がある
・卵を避けたい人には合わない
ミルクプリンのような、すっきりとしたミルク感やぷるんとした軽い口当たりを求めている場合は、カスタードプリンではやや重たく感じることもあるでしょう。
また、卵を避けたい場合には、当然ながら一般的なカスタードプリンは代用品にはなりません。
お菓子作りで代用するときの注意点
ミルクプリンとカスタードプリンを「お菓子作りの材料として互いに代用する場合」には注意が必要です。
これらは見た目こそ似ていますが、固まる仕組み、水分量、脂質、卵の有無などが異なるため、置き換えると食感や味が大きく変わることがあります。
例えば、ミルクプリンはゼラチンや寒天などで固めることが多いため、冷やすとぷるんとした食感になりやすいです。
その一方で、カスタードプリンは卵の熱凝固で固まっているため、つぶしたり加熱したりした時の性質が異なってくるでしょう。
タルト、ケーキのフィリング、パフェの層、プリンアラモードなどに使う場合は代用しやすいものの、プリンそのものの性質が仕上がりに影響する料理(焼き菓子の生地に混ぜ込む)では単純な置き換えはおすすめできません。
もしも、2種類のプリンを代用する場合は、以下の点を確認しておくと安心でしょう。
・卵が入っているかどうか
・ゼラチンや寒天などの凝固剤が使われているか
・水分量が多すぎないか
・甘さやコクが変わっても問題ないか
・「再加熱する料理」か「そのまま使う料理」か
つまり、「そのままデザートとして食べるなら比較的代用しやすい」ものの、「お菓子作りでは用途に応じて慎重に置き換える必要がある」ということです。
特に味や食感を重視するレシピでは、「ミルクプリンとカスタードプリンは別のもの」として考えておく方が、仕上がりの失敗を防ぎやすいでしょう。
2種類のプリンの「シーン別おすすめ」
ミルクプリンとカスタードプリンは、同じようなタイプのデザートに見えますが、味わいや食感には違いがあります。
そのため、どちらがおすすめかは、「あっさりした味を好む」か「濃厚な味を好むか」「卵を使わないものを選びたいか」によって変わってくるでしょう。
あっさりした味が好きな人:「ミルクプリン」
あっさりとした味わいが好きな人には、ミルクプリンの方が向いています。
【ミルクプリンの特徴】
・優しくてあっさりとした味わい
・牛乳の風味を感じやすい
・ぷるんとした食感をしている
ミルクプリンは牛乳の優しくてまろやかな風味を楽しみやすく、卵を使わないレシピではカスタードプリンよりも軽い味わいになりやすいのが特徴です。
ゼラチンで作ったものであれば、ぷるんとなめらかな口当たりも楽しめるため、食後に重すぎないデザートを食べたい場合にも選びやすいでしょう。
さらにフルーツソースやはちみつなどとも合わせやすく、さっぱりしたアレンジを楽しみたい人にも適しています。
濃厚な味が好きな人:「カスタードプリン」
卵や牛乳のコクをしっかり楽しみたい人には、カスタードプリンが向いています。
【カスタードプリンの特徴】
・濃厚でコクのある味わい
・卵のまろやかな風味を楽しめる
・カラメルソースとの組み合わせが絶妙
カスタードプリンは卵を使うため、ミルクプリンと比べてコクのあるまろやかな味わいになりやすいのが特徴です。
さらに、カラメルソースを合わせることで、甘さだけでなく香ばしさやほろ苦さも楽しめます。
「しっかり固めた昔ながらのプリン」から「とろけるようになめらかなタイプ」まで種類も豊富なので、濃厚なデザートを楽しみたい人に選びやすいでしょう。
卵を使わないものを選びたい人:「ミルクプリン」
卵を使わないデザートを選びたい場合は、ミルクプリンの方が選びやすいでしょう。
【2種類のプリンにおける卵の使用度合い】
・ミルクプリン:卵が含まれない(※含まれる場合もあり)
・カスタードプリン:卵が含まれる
ミルクプリンは、牛乳・砂糖・ゼラチンや寒天などを使い、卵を加えずに作るレシピが多くあります。
その一方で、カスタードプリンは卵を使って固めるのが基本なので、一般的なものには卵が含まれています。
ただし、「ミルクプリン」という名前の商品でも、レシピやメーカーによっては卵や卵由来の原材料が使われている場合があります。
卵アレルギーなどの理由で避ける必要がある場合は、名称だけで判断せず、必ず原材料表示を確認しましょう。
「2種類のプリンの選び方」を簡単にまとめると、以下のような感じになります。
・あっさりした味が好き:ミルクプリン
・ミルク感を楽しみたい:ミルクプリン
・ぷるんとした食感が好き:ミルクプリン
・濃厚な味が好き:カスタードプリン
・卵のコクを楽しみたい:カスタードプリン
・カラメルとの組み合わせを楽しみたい:カスタードプリン
・卵を使わないものを選びたい:ミルクプリンを選びやすい
つまり、軽やかなミルクの風味を楽しみたいなら「ミルクプリン」、卵と牛乳の濃厚なコクを楽しみたいなら「カスタードプリン」という基準で選ぶと分かりやすいでしょう。
どちらにも異なる魅力があるため、その日の気分、食後の満足感、好みの食感などに合わせて選んでみてください。
Q&A(よくある疑問)
ここでは、ミルクプリンとカスタードプリンに関連する「よくある疑問」をQ&A形式でまとめます。
Q1.ミルクプリンには卵が入っていない?
一般的なミルクプリンは、「卵を使わずに作るもの」が多いです。
牛乳・砂糖にゼラチンや寒天などを加えて固めるため、卵を使わなくてもプリンのような形に仕上げることができます。
ただし、「ミルクプリン」という名称に厳密な材料の決まりがあるわけではありません。
商品やレシピによっては卵を使用していることもあるため、卵を避けたい場合は原材料表示を確認しましょう。
Q2.牛乳プリンとミルクプリンは同じ?
「牛乳プリン」と「ミルクプリン」は、ほぼ同じ意味で使われることが多い名称です。
どちらも牛乳の風味を主役にしたデザートのことを指しており、ゼラチンや寒天などを使って固めるものがよく見られます。
ただし、名称について「統一された厳密な基準」があるわけではないため、メーカーやレシピなどによって材料や食感が異なることがあります。
そのため、「牛乳プリン」と「ミルクプリン」という名前だけで明確に別のデザートと考える必要はないでしょう。
Q3.カスタードプリンと普通のプリンは同じ?
日本で一般的に「プリン」と呼ばれているものの多くは、カスタードプリンのことを指しています。
卵・牛乳・砂糖を混ぜた上で、加熱して固め、カラメルソースを合わせるタイプが代表的です。
ただし、「プリン」という言葉は幅広く使われており、以下のような卵を使わないものがプリンと呼ばれることもあります。
・ミルクプリン
・チョコレートプリン
・抹茶プリン
そのため、「プリン=必ずカスタードプリン」というわけではありませんが、特に種類を指定せず「プリン」といった場合は、カスタードプリンをイメージすることが多いでしょう。
Q4.ミルクプリンは加熱しなくても作れる?
ゼラチンを使ったミルクプリンであれば、オーブンで焼いたり蒸したりする必要はありません。
ただし、ゼラチンを溶かしたり砂糖を溶かしたりするために「牛乳をある程度温める工程」が必要になることがあり、その後に冷蔵庫で冷やすことで固まります。
寒天を使う場合は、寒天を十分に溶かすために加熱が必要です。(片栗粉を使う場合もでんぷんにとろみを付けるために加熱します。)
つまり、カスタードプリンのように「加熱して固める」必要はない場合が多いものの、材料を溶かすための加熱が必要になることはあると考えておくといいでしょう。
Q5.カスタードプリンはゼラチンでも作れる?
ゼラチンを活用して、カスタード風味のプリンを作ることは可能です。
例えば、卵や牛乳を加熱してカスタード風の液体を作り、ゼラチンを加えて冷やし固めれば「なめらかなプリン風デザート」になります。
ただし、一般的なカスタードプリンは、「卵のたんぱく質が加熱によって固まる性質を利用して作るもの」なので、ゼラチンで固めたものは「蒸したり焼いたりしたカスタードプリン」とは食感や口どけが変わってくるでしょう。
Q6.ミルクプリンとカスタードプリンはどちらが甘い?
どちらが甘いかは、砂糖などの使用量によって変わるため、一概には言えません。
ミルクプリンは牛乳の優しい甘さが中心なので、比較的あっさり感じられることがあります。
その一方で、カスタードプリンは卵のコクがあり、さらにカラメルソースが加わることも多いため、濃厚に感じやすいでしょう。(ただし、実際の甘さは商品やレシピによって大きく異なります。)
Q7.ミルクプリンとカスタードプリンはどちらが作りやすい?
手軽さを重視する場合は、ゼラチンを使ったミルクプリンは比較的作りやすいでしょう。
材料を混ぜて冷蔵庫で冷やし固めるのが基本なので、カスタードプリンのように蒸し時間や焼き加減を細かく調整する必要がありません。
一方、カスタードプリンは加熱温度が高すぎると「す」が入ることがあり、なめらかに仕上げるには温度や加熱時間を調整する必要があります。
・初心者でも手軽に作りやすいのは「ミルクプリン」
・本格的なプリン作りを楽しみたい場合は「カスタードプリン」
2種類のプリンは、上記のような難易度の違いがあると考えておくといいでしょう。
まとめ
ミルクプリンは、牛乳と砂糖をベースに、ゼラチンや寒天などを使って固めるものが一般的です。
その一方で、カスタードプリンは、卵・牛乳・砂糖を使い、卵に含まれるたんぱく質が加熱によって固まる性質を利用して作ります。
これらのプリンは、「牛乳を使った人気のデザート」という共通点がありつつ、様々な部分が違っています。
| 比較項目 | ミルクプリン | カスタードプリン |
|---|---|---|
| 主な材料 | 牛乳・砂糖・凝固剤 | 卵・牛乳・砂糖 |
| 卵 | 使わないことが多い | 基本的に使用する |
| 固め方 | ゼラチンや寒天などで固める | 卵を加熱して固める |
| 見た目 | 白色・乳白色 | 淡い黄色・クリーム色 |
| 味 | ミルク感が強く比較的あっさり | 卵と牛乳のコクがあり濃厚 |
| 食感 | ぷるん・つるんとなめらか | しっとり・なめらかで適度な弾力 |
| カラメル | 必須ではない | 定番の組み合わせ |
「あっさりとしたミルクの風味を楽しみたい人にはミルクプリン」「卵のコクを感じる濃厚な味わいを楽しみたい人にはカスタードプリン」が向いているでしょう。
ただし、ミルクプリンやカスタードプリンには多種多様なレシピがあり、材料や作り方によって仕上がりは変わってきます。
名称だけで判断するのではなく、実際に使われている材料や製法などを確認するといいでしょう。
それぞれの特徴を知った上で、好みの味、食感、その日の気分などに合わせて選んでみてください。

